制震 リフォーム 改修 ガーディアン・クール


01

公的第三者による性能評価

ガーディアン・クールは、木造建築用制振壁として(一財)日本建築防災協会の住宅等防災技術評価を取得しています。
この制振性能は、(一財)日本建築防災協会のホームページで公開されている技術概要の中で最高の評価を取得しています。
  ※2017年2月 当社調べ(壁基準耐力kN/mで比較)
日本建築防災協会の技術評価


02

繰り返しの地震に強く、建物への負担を最小限に

高耐力の鋼製ダンパーを壁中央に使用することで、高い耐震性を実現する「ガーディアン・クール」。
地震の揺れを、鋼製ダンパーの柔軟なゆがみと、地震エネルギーの熱変換という2つの方法で強力に吸収します。また、繰り返しの地震にも強く、度重なる余震が起きたとしても壊れることなく制振性を維持。建物への負担を最小限に抑えることができ、一般的な耐震住宅に比べ、地震後の補修コストも大幅に軽減できます。
制振ダンパー

ガーディアン・クールの地震エネルギー吸収メカニズム



03

「壁だけを取り換える」という発想

一般的な耐震補強工事の場合、床と天井を壊しての大掛かりな工事や引っ越しなどが必要となり、住まいの地震対策はご家族にとって大きな負担となりがちです。この負担を可能な限り軽減しつつ、確かな制振を実現するため「ガーディアン・クール」は誕生しました。
「ガーディアン・クール」の改修方法は壁を取り換えるのみ。床や天井を壊さずに工事ができるので、住みながら安全・安心の住まいが実現します。

※状況によっては引越しが必要となる場合もあります。
床・天井を壊さずそのままで取り付けられます! 一般的な耐震改修との工事比較

一般的な耐震改修との工事比較



04

ガーディアン・クールと一般耐震住宅の比較

実際の建物をモデルとした実大建築物を使い、大地震が起きた場合を想定した振動実験を行ないました。
実験建築物モデル(イメージ図) 試験体(正面)
 2階建て木造軸組工法の建築物、2階部分は想定の重量と同じ「おもり」を載せて調整します。
実験日2014年10月
実験場所防災科学技術研究所
建物の大きさ幅3.33m×奥2m×高3m
想定した床面積31.3㎡
建物重量28.5kN(軽い屋根を使用)
地震波『大地震1.5倍』……BCJ-L2の150%【震度6弱】
『大地震2倍』……阪神・淡路大震災(神戸波)【震度6強】
の順に揺らします。
実験映像と実験結果
耐震住宅vs制振住宅ガーディアン・クール

耐震住宅vs制振住宅ガーディアン・クール


耐震等級3の耐震住宅「基準モデル+筋かいたすき掛け」と耐震等級1の制振住宅「基準モデル+ガーディアン・クール」の試験体に振動を加えて比較した映像です。『大地震1.5倍』→『大地震2倍』の振動を加えます。

「基準モデル+筋かいたすき掛け」と「基準モデル+ガーディアン・クール」の比較で、1波目(中地震)→2波目(大地震)→3波目(中地震)と加振した後、4波目で『大地震の1.5倍』で加振すると「基準モデル+筋かいたすき掛け」は倒壊領域まで揺れました。これに対し「基準モデル+ガーディアン・クール」は損傷が非常に小さく、最大揺れ幅は「基準モデル+筋かいたすき掛け」の1/3でした。 続いて、5波目の『大地震2倍』を想定した加振でも、「基準モデル+ガーディアン・クール」は揺れを最小限に抑えて建物の安全を守り制振性能も維持していることを確認しました。

最大揺れ幅の比較
最大揺れ幅の比較

最大揺れ幅の比較



05

ガーディアン・クールの配置計画

ガーディアン・クールの配置イメージ ガーディアン・クールの配置イメージ
ガーディアン・クールの配置数が決定したら、建物の中央部に集めたり、側端部に対(つい)にしたりするなど、制振壁同士のつり合いが良くなるようバランスよく配置計画を行います。配置バランスの確認は、設計値を用いて四分割法または偏心率の計算により行います。


ガーディアン・クール 商品一覧
商品名商品コード柱芯距離壁基準耐力
ガーディアン・クール2/910GC21910mm9.0[kN/m]
ガーディアン・クール2/910(柱脚選択)GC21C
ガーディアン・クール2/1000GC241000mm
ガーディアン・クール2/1000(柱脚選択)GC24C
ガーディアン・クール3/910GC31910mm10.1[kN/m]
ガーディアン・クール3/910(柱脚選択)GC31C
ガーディアン・クール3/1000GC341000mm
ガーディアン・クール3/1000(柱脚選択)GC34C


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