地震と住宅の歩み
地震の多い日本では、昔から建物の地震対策に取り組んできました。
明治時代まで伝統構法によって木造住宅は建てられていましたが、1891年に起きた濃尾地震で伝統構法で建てられていた住宅の被害が甚大であったため、西洋技術である筋かいを用いた洋風木造建築の普及を目指しました。それから大地震が起きるたびに各地で大きな被害が出され、地震が及ぼす住宅への影響をデータとして集めて研究し、耐震の改善を重ねてきました。そんな地震と耐震の歴史を紹介します。
阪神・淡路大震災
阪神・淡路大震災
画像提供:神戸新聞社


3:「大地震後も変わらない」これからの住宅

2016年に起きた熊本地震では震度7クラスの地震が短期間で2回起きました。この地震では前震と言われる1回目の地震で倒壊を免れても、2回目の地震が起きた時に倒壊してしまった建物が多くありました。このように大きな地震が連続して起こることは「建築基準法」に準じた住宅や「長期優良住宅」では想定しておらず、今後の大きな課題となってあげられました。

地震の歴史を振り返り、これからの住宅は長期優良住宅の基準となる耐震等級2のクリアはもちろんのこと、繰り返しの大地震から住まいを守る強い住宅の設計・施工が必要となってきています。度重なる大地震後も同じ住まいで安心して変わらない生活ができる事を目標とした住宅を考えなければなりません。

住宅構造研究所では、実大振動実験などで詳細に検証しながら繰り返される大地震にも耐えられる制振壁の開発をしております。いつ起こるかわからない大地震に備えながら安心して暮らせます。
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